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一回のドリップで、濃い珈琲と薄い珈琲を作る方法

御家庭でコーヒーを作る時、一人が濃い目で一人が薄めの珈琲を飲みたい時、薄めの方にお湯を入れたりしていませんか?
お湯を入れると折角うまくドリップできても、薄い方は水っぽい珈琲になってしまいます。
一回のドリップで、両方共においしく淹れる方法があります。ただしこのやり方は、布フィルターや紙フィルターのドリップ式でないと出来ません。
ドリップ式で珈琲を淹れる時、落ちてきた液をよく見ているとある所を境にして急に色が薄くなります。これは仕上がりの1/3ぐらいで濃くて味のある液が抽出されてしまうからです。〔あとのドリップは,仕上がりの量と濃さを調節するためのドリップ)
これを利用して濃い珈琲〔または普通の濃さ〕と薄い珈琲を一回で作る事が出来ます。
例えば二人分 いつも使う二人分の珈琲粉の75%ぐらいの粉でゆっくりドリップします。1.5杯分になったら(布 紙の)フィルターを、受けているサーバーから静かに外して,何か目盛りのある器に(勘でも良いけど)0.5杯分までそのままドリップを続けます。0.5杯ぐらいになったらドリップを終わります。
サーバーにあるほうが普通の濃さの珈琲です。これを濃い目好みの方のほうのカップへ、0.5杯分残ったところへ別にドリップした0.5杯分の珈琲を入れると、半分の濃さ珈琲が出来ますので、それを薄め好みの方のカップに入れれば一回のドリップで濃さの違う美味しい珈琲が二杯出来ます。
この例は、あくまでも理屈(原理)上のことですので、二人分20g使用を15gにしやってみても思ったより濃かったり薄かったりする事があります。
各御家庭で一番良いグラム数や、別の容器にドリップする量を決めてください。3人4人分でも多少難しくはなりますが、理屈は同じです。折が有ったらお試しください。